KentaSato’s blog

欧州蹴球日記 in Croatia

中学を卒業したらスペインに行きます。



題名は小学校の卒業文集で自分が書いた事だ。


実現はしなかったが、クロアチアモンテネグロ、ドイツ、オーストリアとそれなりにヨーロッパを渡り歩いた。


モンテネグロの時は遠征でセルビアに行ったり、チーム探しの為にボスニアヘルツェゴビナへ行ったりもした。


今でこそ当たり前のように海外で生活するようになり、それなりに英語やドイツ語で外人とコミュニケーションを取るようになったが、ここまで来るのには多くのチャンスを逃していた。



小学校の卒業文集で書いたように、自分は小さい頃から海外に目を向けていた。


ゲームが好きで、ほぼ毎日ウイニングイレブンをしていたからか、海外のチームや国旗をよく覚えたと思う。その影響で海外に目が向いたのかもしれない。



中学を卒業したらスペインに行くという夢は叶わなかったが、神奈川県から滋賀県野洲高校へ行った。


野洲高校は毎年ドイツ、オランダ遠征があり、現地のチームと試合すると聞かされていた。

先輩からも海外の話を聞かせてもらっていたし、自分も楽しみにしていたのだが、何故か自分達の代から海外遠征が無くなった。



日本工学院でも海外遠征があると聞かされていて、ようやく自分も海外でサッカーが出来ると思っていたのだが、自分達の代は海外遠征の希望者が少なく、これもまた無くなってしまった。



卒業してからHBO東京に入り本格的に海外を目指すが、結果的に1年間所属してから海外へ渡った。





今では既に多くの選手が海外へ渡り、プロでないにしても簡単に海外に行く事が出来るようになった。


情報も多く、今回のコロナでの自粛期間で更に多くの選手達が情報を発信していると思う。


これは若い選手達や海外でのプレーを考えている人達にとってはかなりプラスであると思うし、金銭面やビザなどの難しい問題も知識があるか無いかだけでもかなり違う。




自分が海外へ行く際に頼った会社や代理人は自分にとっては良かったとは言えず、苦しい経験として残っているが、これもまた活かせる事が出来ると思った。





先日HBOの泉さんとビデオ通話で話させてもらった。現在のHBOの状況や、これからどうなっていきたいかなど1時間以上の通話時間では足りないくらいで、また近々他の人も同時に通話しようとの事だった。



そして自分にもサポートやコンタクトなどで頼りたいと言ってくれた。

言ったように自分は会社や代理人に頼って海外に行った経験があり、ドイツでは移籍や金銭面の話は自分でこなしたし、今回のオーストリアも飛行機で隣の席に座った人と仲良くなったのがキッカケだ。



若い選手やこれから海外へ行きたいと考えている選手にとって良い場所、経験、サポートを提供出来るように行動出来ると自分は改めて思ったし、そうする事でまた色んな輪が広がっていければ良いとも思った。



もちろん、まずは自分が選手としてどうなっていくかが先であり、自分としてはまだまだやっていくつもりなのだが、この夏での移籍に向けてはこのHBOとの作業が自分の移籍を助けてくれるかもしれない。


泉さんも、HBOを上手く使って良いよと言ってくれたので、今のチームのプレジデントとも上手く話せていけたらと思う。



身体的、メンタル的にもステップを考えると成長しなければならないし、ステップする為に話し合いは不可欠。

まずは移籍する準備からなのだが、ビザやそれ以外の事も同時にやっていかなければならない。


なかなか難しいとは思うが、どうなっていくにしても自分の力になるばずだ。


とにかくやれる事は全部やるし、後悔ないようにやろうと思う。