KentaSato’s blog

欧州蹴球日記 in Croatia

練習での出来事



昨日はU10の練習をこなして終わり、今日は午前中いつも通りの筋トレとジョギングをして終わった。


特にコレと言って変わった事もなく、今日は書くのをやめようと思ったのだが、練習で面白い事が起こったので書こうと思う。


数週間前から何人か練習参加に来ている選手がいるのだが、そのうちの1人が完全に自分の嫌いなタイプの選手なのだ。


簡単に言うと自分を上手いと勘違いしており、やりたいプレーをして守備をせず走りもせず終わるようなよくあるタイプの選手だ。


そのプレーの質も大した事はないため、自分以外にも彼を嫌っている人は多い。


その彼が今日も練習に参加し、最初のトレーニングで同じチームになった。

自分達は守備をしてからサイドの選手に展開してゴールを狙うといった課題で、まずは守備をしてボールをカットしなければならないのだが、彼は守備をしなかった。


ボールをカットしサイドに展開するにも相手が来るため上手く交わすか早くプレーしなければならないのだが、彼はそこでも変な技をやったりと無駄なプレーが続いた。


その為、自分は徐に態度に出して練習をやめるような素振りをしたのだが、その直後、監督がメンバーを代えた。


そしてそのトレーニングが終わり、少しの休憩時に監督が自分の所へ来てこう言った。


健太の気持ちは100%理解出来る。

最悪なトレーニングだったのも分かる。

でも土曜日の試合を見据えたらこのトレーニングが必要だったんだ。



その後はゲームになったのだが、また彼と同じチームにされてしまい、嫌だったが続けた。


すると1人自分のチームの選手が彼に近寄ってこう言った。


お前はプレーしてるのか?

それならちゃんとやれよ。その動きは何なんだ?

やるならもっとちゃんとやってくれ。やらないならお前は俺らには必要ない。


だが、その後も彼は変わる事なくプレーを続け、気が付くと最初に彼に言ったチームの1人は既に試合から抜けていた。



自分も正直最初のトレーニングの時点で抜けたかったが、自分の為と思い続けたしここまで来たら続けようと決めていた。


だが、自分は彼にパスしなかったし、彼がボールを持った時には全く動かなかった。


これは自分が他のチームに行った時にされた対応でもあったし、ヨーロッパでは特にこういう洗礼は当たり前である。



こんな変な選手が来たりそういった選手達とプレーしなければならない状況はやはり変えるべきだし、自分のわがままが通り過ぎてもそれは自分の為にはならないとも思う。


先の事はもちろん考えるが、今日は少し変に疲れてしまった。


また明日はU10の練習と自分の練習があるし、土曜日には前期最終節がある。


しっかり整えて続けていく。