Keiner weiß wann wieder starten kann
今日はいつも通りの時間に起床し、朝食を済ませた後スーパーマーケットに行った。
不足している物は無く、以前と同じ様な感じだった。
1つ変化があるとすればレジの店員の1人がマスクをしていたことくらいか。
家に戻り少しゆっくりしてから、いつも通りの筋トレを開始する。
ここ最近は気温が高く、天気も良いためトレーニングには良い環境だ。
ネットを見ればサッカー選手がトイレットペーパーをリフティングしたり、リフティングの技を動画にしたものがよく見れる。
筋トレ直後に自分もその流行りに乗っかってやってみた。
他と被らない技が良いと思ったのだが、パッと思い浮かんだもので悪くない出来だとは思った。
まあ、このコロナウィルスの影響で起きたブームに乗っかったという記録のようなものだが。
昼食を済ました頃にまたチーム関係者がチームのバーに来た。
少し話をしたところ、リーグ再開は恐らく4月末頃だろうと言うことで、チーム練習が再開するのは4月半ば頃かもしれない。
昼間はゆっくりしたいので、会話が終わると自分はまた部屋でゆっくりしていた。
ドイツの時に仲良くしていた日本人の友達から電話があった。
彼は去年の夏からサッカーを引退して働いている。
去年の夏は自分がオーストリアへ渡ったタイミングで、彼は仕事が始まる前だった。
その時も電話で話したのだが、今日も彼に言われた「サッカー続けろよ。頑張れよ。」という言葉には正直かなり励まされた。
3ヶ月という自分にとっては長い日本でのオフシーズンを過ごしたのだが、バイトとサッカーを続けるのはやはり簡単な事ではなく、日本のチームに属さない自分にとってはサッカー選手とは言えない生活をしていた。
あー、サッカーを辞めるとこういう生活になるんだな。
このまま楽な仕事をしてある程度の給料を貰って生活していくのか。
とコロナウィルスの問題やその前にビザの問題などで渡航出来るか分からなかった自分のメンタルは弱っていたのかもしれない。
だが、いざオーストリアへ戻る事が出来、チームメイトやコーチ達と関わっていく事、リーグ戦に向けて準備する事を改めて体験すると、またギラギラしていた自分が戻ってきた。
環境が人を変えるとは耳にすると思うが、本当にそうだと思った。
自分にはサッカーが必要で、ヨーロッパで勝負している時の自分が1番好きなのだ。
改めて、この環境にいれる事に感謝して毎日を全力で過ごそうと思った。
ジムもお店も学校も閉まっているこの環境で、練習も試合も無いが、サッカー選手として自分は生きていく。
そんな少し深い事を考えた1日だった。
夜チームメイト2人からトイレットペーパーチャレンジが回ってきた。
何度か撮り直したが良いのが撮れた。
こういう楽しみも満喫していく。
https://twitter.com/kenta_sato/status/1241104675073638401?s=21