Wenn ich noch mal machen kann
もし戻りたい時に戻れるとしたら。
という非現実的な事を考える事はよくある。
ここ1ヶ月くらいは寝ようと思って目を瞑ってからなかなか寝れない日が多い。
そういう時はだいたい考え事をし、特に焦る事もなく勝手に寝るのを待つのだが、幸い自分はマイナスな事を考える事はほとんどない。
だいたい希望に満ち溢れている未来か、もし自分の好きな時に戻れるとしたらどうするかというのを考えている。
パッと思い浮かぶのは中学生の時。
サッカーも学校も中途半端で終わってしまった印象で、やるなら全力でやれよと、あの時の自分に言いたいし、やり直せるなら中学生から本気でやり直したいと思っている。
そうしたらサッカーも良い道に進んで早い段階で良いチームに行き、ガンガン稼げていたんじゃないかと考える事は少なくない。
オーストリアではU18というカテゴリーや、U23、リザーブなど若手にとって多くの試合に出るチャンスがあり、また日本でいう小学校1、2年生の年代でも引き抜きや移籍など普通にある。
こういう環境でやれていたなら自分はもっといけてたんじゃないかと考える事もある。
例えば中学卒業時や高校卒業と同時に海外へ出てサッカーで勝負するとか。
こういう風に書くとネガティブだと思うかもしれないが、実際多くの人がこんな風に考えているのではないだろうか。
だが実際に過去に戻る事や、過去の自分にアドバイスする事など出来ないし、そんな事を悔やんだところで良い事などほとんどない。
ではどうすれば良いのか。
プロ野球選手のダルビッシュ選手は、プロ1年目か2年目の時にこう考えたそうだ。
今、自分は40歳で首になった。
職を失い、目の前が真っ暗になった。
その時、突然神様が現れてこう言った。
一度だけあなたを過去に戻してあげましょう。
そして、戻ってきた。
20歳の野球選手として。
もし本当に戻れたとしたら、誰もが精一杯努力するし、結果を出す為に必死になる。
でも普通に生活していたら普通に慣れてしまい、普通に過ごしてしまう。
本当に叶えたい夢ならばやれる事は全部やらなければならない。
後悔するような事はしてはいけない。
今27歳の自分は精一杯生きているだろうか。
40歳の自分はどうなっているのか分からないが、後悔などしたくないし、自分の夢を叶える為に精一杯やらなければならない。
もしかしたら今という時間は、一度神様にやり直す事を許されて戻ってきた時間なのかもしれない。
毎日全力で生きる。
という事はそういうことなのかもしれない。
まだまだやれる。