KentaSato’s blog

欧州蹴球日記 in Croatia

素で良いということ



ドイツにいた時もそうだったのだが、今でも黒髪を褒められると言うか羨ましがられると言うか、その回数が意外と多い。


見た目で言うとドイツ人やオーストリア人は髪の毛がいわゆる金髪が多く、足が長くてスタイルが良い。


アジア人である自分が写真などでチームメイトと並んでいるのを見ると、ある意味凄く目立つ訳だ。


ドイツではこの見た目から、街を歩いていると中国人と言われたりニーハオと言われたりする事も少なくなく、バカにされるような事が多かったためコンプレックスに感じていた事もある。


だが、ヨーロッパにもアジアの文化が好きな人ももちろんいるし、日本人が好きな人だっている。


コンプレックスの無いように思えたヨーロッパ人でも日本人から見たらそう思うだけで普通にコンプレックスはある。


セルビア出身のチームメイトは鼻が大きいのがコンプレックスだと言っていた事もあったし、金髪のドイツ人は髪が細すぎて嫌だと言っていた。


アフガニスタン人は全体的に毛が多いのが嫌と言っていたし、そういうのを聞いた事で自分が気にしすぎなければ大した問題ではないのだとも感じた。


憧れや尊敬の念が強すぎて外国人に対して劣等感を持つ日本人の考えはもう自分にはあまり無いのかもしれないが、これからも気にしすぎたりせず、自信を持って普通に過ごしていければ良いと思う。


自信がオーラに変わると聞いた事がある。


初めてモンテネグロで試合をする時や、ドイツ、オーストリアでもそうなのだが、試合直前のグラウンドに入場する前に相手と並んで歩くのだが、その時に相手選手を見るとゴツい体つきが更に雰囲気を作るのだろうか、こんな奴らに勝てるのかと思わされてしまう事も多い。


だが、実際に試合が始まると大した事なかったりと、変な思い込みや劣等感から無駄にメンタル面で負けているような事も今までは多かった。


なので自分も胸を張って常に自信を持って行動する事で、相手や他の人達に逆にそう思わせるようになりたいと思っている。


自信を作っていくのは日々の積み重ね、毎日しっかりとやる事をやっていれば必ず成長出来ると信じてやっていく。


毎回同じ様な事を書いてしまっているのだが、これも自分に言い聞かすためだ。


あまり日本語で話すこともないため、ここで自分の考えを表さなければならない。


今週末こそしっかり良い結果を出し、周りにアピールする。