KentaSato’s blog

欧州蹴球日記 in Croatia

Polizei



昨日はチーム関係者が物を整理しに来た。

正直ほぼ必要無い事で、ただ家にいるというのに我慢出来ないから外に出る理由を作ったのだろう。


そのチーム関係者の事を少し話すと、彼はこの冬のオフシーズンからチームに入ってきた。

と言っても選手ではなく、物を修理したり何かあれば手伝ったりと完全に裏方の役割を担っており、これを何という名前の役割なのかは分からない。


そんな彼は5人でシェアして住んでいるらしく、この外出禁止という期間でも一緒に住んでる人達で外でバスケットをしていたらしい。

そこに通報されてかパトロールでか、警察に注意を受けたらしい。


言い訳としては、同じ家に住んでいるし、それなら外に出てバスケをするくらい良いだろうと言う感じだったのだが、それももちろんNG。


そんな話を彼から聞いた。



最初に書いたように、昨日は彼と彼と一緒に住んでいる1人が来た。

ボールを貸して欲しいと自分に言ってきて、良かったら少しボール蹴ろうと言う事だったので、自分も少しボールを蹴っていた。


看板に文字や絵を書く作業もあったため彼の友達はそれに集中していたのだが、自分と彼はグラウンドでボールを蹴っていた。



本来であれば、スポーツ施設やグラウンドは閉まっていなければならず、そんなところでボールを蹴ったりなどは許されない。


グラウンドの外では何人か自分達を見ている人がいたり、人通りも少なくはなかったため嫌な予感はしていた。


色々不安な事は聞いていたのだが、さすが外人と言うべきか問題視されておらず続けていた。


30分以上はボールを蹴っていたと思う。


今まで一度もグラウンドのそばを通った事のないパトカーが通る。

それを見て自分はやっぱりそうなったかと思った。


するとすぐに戻っていったため、大丈夫かと思ったのだが、2人の警官が入ってきた。


彼がすぐに警察と話をしに行ったが、パスポートを出すように言われ、言われるがままにした。


全てチェックされ、自分は観光客と言うこと、2月25日に入国して6月には帰ると言ったのだが、観光ビザだとしても登録などはしなければならないとの事だった。


ビザの事もその時に警察が調べたようで、日本人はドイツに半年、オーストリアには無期限で滞在出来る。と言われた。


今年になって新たに決まった事なのかよくは分からないが、とりあえずは大丈夫だった。


本来は2000€の罰金となってもおかしくはなかったらしい。

今回は注意で終わった。



自分はここに住んでいるが、それを言うのは少し危ないと言う事で、彼ら2人と自分は帰るフリをして警察とは離れた。


チームが自分を助けてくれる事にはなっているし、心配する事はないと言ってくれたのだが、これからまた自分がここにいる事を誰かに通報されたりしたら終わりだと思うと、また無駄なストレスをかかえて生活する事になる。


正直なるようになるとしか思わないが、とりあえずは大丈夫と思ってやる。


こんな状況ではあるが、今日もしっかり自分のやるべき事をやる。


あと1ヶ月なのか2ヶ月なのか、いつまでこの状況が続くか分からないが、いつ再開しても自分らしくやれるように成長していくだけだ。


今日からサマータイムになり、日本との時差も7時間になった。


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日々成長する