KentaSato’s blog

欧州蹴球日記 in Croatia

Manchester City



サッカーの試合を観るのは嫌いではないのだが、動画で観る90分は少し長いと感じてしまうため動画としてはあまり観たくない。


だがYouTubeで映画等を観る事もある。

映画は2時間以上あるものが普通だ。

それならサッカーを観ようと思い、今回は少し気になっていたManchester City 対 Tottenhamの試合を観た。


やはりサッカーの試合を観る際は、技術や戦術、個人技などに目が奪われがちで、自分もこのトップレベルの試合に期待していたものはそれだった。


素人とは観る視点が少し違うとは思うのだが、ポジショニング、トラップ、パス、ドリブル、走り方やタイミングなど選手目線で感じる事ができ、また楽しく観れていたのだが、ラスト10分に交代で入ってきた選手のプレーを見て、注目するところが完全に変わった。


Leicester Cityでプレミアリーグ王者となり、その中心選手として活躍したマハレズ選手だ。


サッカーニュースをほとんど見ないため分からなかったが、今回彼が交代で入ってきた時に移籍した事を知った。


左利きのドリブラーでLeicester所属時から気になっていた選手だ。


この試合での右サイドの先発はベルナウドシルバ選手。彼も左利きのドリブラーで、そのテクニックとキレは圧巻で、シティで主力なのは誰もが認めるところだろう。


その選手と交代で残り10分のタイミングで入ってきたのだが、2回ほどカウンターの良いタイミングでボールが入り、1対1の注目の局面があった。


左利きの彼は中へ切り込みたいのだろうが、相手はそれを分かっていて、2回ともカットされカウンターを食らってしまった。


その後またボールを受けたのだが、中の味方へのパスがカットされ更にカウンターを受ける。


恐らくだが、最初の2回のドリブルをカットされた事で消極的になってしまい、パスを選択した。

がそれも読まれてカウンターになってしまった。


自分にも経験はあるが、攻撃の選手だとこういったメンタル面で大きく変わってしまう。


少しでも弱気になると失点にまで繋がってしまうほどのミスになってしまうのだ。


だが何度も同じミスを繰り返さないのがプロだ。

それからはあまりボールを受ける事がなかったため目立たなかったが、最後にはおしいクロスを上げていた。


めちゃめちゃ強気な選手だと思っていたが、やはり同じミスが2度繰り返されるとパスを選択するし、そのパスもミスになるとメンタル的にはかなり厳しいはずだ。


こういったシーンをトップレベルの試合で観たことはなかったため、少し新鮮だった。


基本的にトップレベルの選手達は、メンタル面で見ると桁違いに強い選手しかいないと思うが、こういう場面を見た事で少しリアルに感じた。


だが、その中に入っていこうとなると、自分はまだまだだと感じる。



試合を観る事の良さも今回改めて感じたので、オフの今日も試合を観たいと思う。


オーストリア1部リーグもチャンスがあれば観に行こうと思っているし、その時はブログの為に写真を撮るようにする。