試合後の話とチームメイトから学んだ事
試合翌日の今日はオフ。
いつもは目覚ましをかけて同じ時間に起きるのだが、今日は目覚ましをかけ忘れて目覚めたのは9時過ぎだった。
昨日自分のチームはキッズからトップチームまでの全てのカテゴリーで試合があり、今日は全てのカテゴリーでオフなのだが、グラウンドを貸し出して、他のチームが朝から試合をしている。
クラブハウスにあるカフェも営業しているため、朝から賑わっていて自分にとってはゆっくり出来ない状態だ。
昨日は結局なかなか怒りが治らず、また何もしていないと試合の振り返りや交代させられた事など色々と考えてしまい落ち着かなかったが、1日経った今日は少し落ち着いた。
明日になれば恐らくいつも通りの感じになるだろう。
昨日は試合後に記事を書き、その途中で監督から話しかけられたのだが話し合う事はなく、火曜日に話し合いの場を作る事になった。
自分達の試合が終わってからはリザーブの試合があり、それが終わってから何時間か経った後にチームメイトが自分の家に来た。
彼は試合後に監督と話し、その内容を自分に言いに来たのだ。
あの交代は監督のミスだ。みんなそう思っているし、監督もミスだと認めたよ。
でもミスしない人はいないし、監督だってミスをする。
今日は確かにクソだったが、次は必ず良い結果が出る。
お前はトップだ。
全ては自分の為にやらなければならない。
続けていかなければ終わってしまうし、続けていれば必ず上に行ける。
そう言ってから彼はこう続けた。
ナルトだってそうだろう。
ナルトも諦めずに火影を目指し続けてからこそ火影になった。
その間には敗北もありミスもあり成功だけじゃなかった。
カカシだってミスをする。
サスケを悪の道に行かせてしまったし、猿飛だって大蛇丸を悪に染めてしまった。
自来也だってペインを生み出してしまった。
でも続けていたから良くなったし、辞めてしまえば更に酷くなっていただろう?
ヨーロッパでもマンガは人気で多くのチームメイトとナルトやワンピースの話をするのだが、まさかこんな感じで言われると思わなかったが、妙にしっくりきてしまった。
だが確かにそうだ。
自分は続けていかなければならないし、上に行かなければならない。
こんなところがゴールな訳がない。
でもだからこそ自分が交代の対象になっていた事が許せず、力を見せつける時間を奪って欲しくないのだ。
ドイツにいた時よりも負けると悔しいし、交代させられると腹が立つ。
チームメイトとよく関わるようになり、外国人達のメンタリティをよく学べている事もあるのだろう。
サッカー選手は自分を強く見せなければならないし、弱気なところや弱みを出してはいけないのだ。
得点する事、チームを勝たせる事に執着しなければならないし、自分の力を示し続けなければならない。
その為にはカッコ悪くたって主張しなければならないし、自分の出来る全てをぶつけなければならない。
日本での美学など全く通用しない。
黙って普通にしていたら上になど行けるはずがないのだ。
それを強く感じている今、自分は今までよりも強くなっていると思うし、サッカーで上を目指している以上、強くいなければならない。
簡単に謝らない事や、簡単に譲らない事、YesではなくNoと言うことなど学んできたが、まだまだ学ぶ事は多い。
ケチな人間になるつもりはないが、サッカーに関しては負けてはいけない。
もっと強くなる為にやっていく。
チームメイトから学べる事は多いし、どこにいても成長は出来る。
来週からU10とU11が別になり、新しいコーチと一緒にやっていく事になる。
コーチとしても学びつつ、次の試合に向けてまた準備、成長していく。