外に出るということ
親戚が言うに、自分は外に出て行く人らしい。
確かに、自分は小学校の卒業文集にこう書いていた。
自分は中学を卒業したらスペインに行きます。
結果的には日本に留まったが県外に出た。
小学生から海外を自然と意識していたのかもしれない。
ドイツに行って下のリーグからコツコツ上がって行くんだとも言っていたらしい。
あまり覚えていないが、今こうして海外で勝負しているのも何か運命的な何かなのか、潜在意識として海外で過ごす事を求めていたのか。
何にせよ、こうしてヨーロッパで生活出来ている事は自分にとって幸せな事で、こうしてずっと続けていければ良いなとも思っている。
もちろん、良い事は多くないし、苦しい事や辛い事の方が遥かに多い。
だが考えるとやはり思う。
ヨーロッパでサッカーを続けたいと。
こうして改めてこっちに戻ってきてシーズンが始まり、サッカーに集中する環境に身を置くと日本に帰りたいなどとは全く思わない。
日本で生活したいなど今は微塵も思わないくらいだ。
日本で生活してバイト、仕事をして普通の生活を送る事を選んでしまうと自分が弱くなりそうで、自分の好きな部分がどんどん失われていくんではないかとネガティブな事が浮かんでしまう。
考えたところで何も変わらないのだろうが、ビザの関係やサッカー人生を考えた時に、この3ヶ月がかなり重要というのは自分でよく分かっているし、結果が全てのこの環境では常に焦りを感じてしまう。
その中でも楽しむ事と小さな幸せを感じていくことが自分のヨーロッパでの課題でもあり、何年上手くやれていると実感している。
残りのシーズンに全てをかけて次へ繋げる。
これからU10の練習だが、ふと1人で考えた事をなんとなく書いた。
今週もまたしっかり準備から。