KentaSato’s blog

欧州蹴球日記 in Croatia

Vorbereitungszeit



7月ももう半ばに差し掛かっているが、未だにシーズン開幕がいつなのかハッキリはしておらず、相変わらず練習には知らない選手が来たり来なかったりの状況だ。


恐らく来週中にはメンバーが固定され、ゲーム以外の練習もしていくことになるだろうが、今のところは試合が出来るという事でそれなりに充実はしていると思う。



木曜日の練習も変わらずウォーミングアップからゲームだった。


今までは毎回同じ4-4-2のフォーメーションでやっていたが、今回は自分のチームは5-3-2、相手は4-4-2と少し変えてゲームをした。


ルールは毎回同じで1本目は3タッチ以内、2本目は相手コートはフリー、3本目はフリータッチ。


5-3-2のフォーメーションは守備的でカウンターを狙うのが一般的だが、そういった狙いや考え方を共有する事は練習参加、新しい選手が多い事で難しくなる。


守備時にプレスを掛けるタイミングや位置も選手各々が理解し連動しなければ数人だけのプレスは意味を持たないし、無駄な走りになってしまう事が多い。


それにカウンターも3タッチ以内というルールがある事で前線の選手は数的不利の状況でプレーする事になる。


味方のフォローが必要な訳だが、予想して早く動き出す事、長い距離を走る事を繰り返す事が出来る選手はいなかった。


守備への切り替えが遅かったり、サボったりする選手を横目に自分が守備に下がったり、長い距離を走ったりする事で自分の為に出来る事を広げていく作業は嫌いではないが、これが評価されないのは少し苦しいところでもある。


かなり難しい状況ではあったが、それでもキープしたり味方を上手く使って打破出来なければいけない。


フォローが無い時や相手からのプレスがかかっている時にどうプレーするか、失わずに繋げられるかというのは自分にとっての課題でもあり、早い判断や確実なプレーで起点になる事は求められる事でもある。


フリータッチになった時にはもっと個人としてゴールに向かう事やゴールに関わる回数を増やさなければならないし、チームメイトの黒人選手は爆発的なスピードでシュートまで行く力があり、そういう誰が見ても分かるような評価されるプレーも自分も示していかなければならない。


ドリブルで長い距離を運んだり、1人でフィニッシュまで行く事はもちろん楽しくもあり、評価されるポイントだが、互いに理解し合ってプレスを掛けてボールを奪ったり、連動したパス回しで何度もボールと関わったりする事も楽しくて好きなところだ。


こういった連動するプレーは今まで多く出来た事はなく、それもレベルの低いところでプレーしているからなのかコミュニケーションの問題なのか分からないが、良いチームというのはこういった共通理解や技術が揃っている事が条件になると思う。


高いレベルでやる事が成長に繋がり、それがまたサッカーを更に楽しくさせる要因でもあると思う。


自分のキャリアではまだ感じれていない事が多くあると思うし、それはこれから必ず体験したいと思う。


その為にポジティブでいる事、成長にフォーカスする事を続けていきたい。