4. Spieltag
今日はリーグ戦4節。
相手はトップチームがブンデスリーガ2部のセカンドチームとの試合だった。
相手はトップチームから何人か来ること、チームメイトの何人かが過去にプレーしていたことで、チームメイト達は非常に高いモチベーションで試合に臨んでいた。
自分は正直相手がどうとか、環境がどうとか関係なく、プレーと結果で示すとしか思っていなかったが、やはり試合となるといつも緊張するし、自然と高まる。
チームメイトと同じように、またいつもと同じように熱くなっていた。
プレーが始まると、相手のプレスの早さ、技術の高さを感じた。
また人工芝のグラウンドで、一日中降り続いた雨でボールスピードも上がり、なかなか難しい試合展開になった。
今回は連動したプレスを前半上手くかける事ができ、上手くハマっていた部分が多かったが、相手のミドルシュートで先制点を許してしまう。
が、味方のミドルシュートで1ー1になる。
だが今のチームの課題であるコーナーからの失点で2ー1とされ前半を終えた。
このチームに来てからずっとそうだが、良いボールが入ってこず、相変わらず難しい展開で、雑なパスを受け続けなければならないのに加え、今回は常に背後からプレッシャーがあるため更に難しく感じた。
前線からのプレスで上手く連動し、自分の相手を交代に追いやった事以外はほぼ何も出来ていなかったと言っていいくらい自分のプレーは納得出来るものではなかった。
後半に入り、一度ボールを受けてドリブルで仕掛けていったが、足を引っ掛けられて上手く運べずファウルを取られる事なく終わってしまったのと、ボールカットからドリブルでいこうとしたところ味方とぶつかって失ったのくらいで、他はほとんどボールを受ける事がなく、また味方のサイドバックが負傷交代となり、自分がサイドバックへ移動し15分ほどプレーしただろうか。
終わってみれば結局1ー5の大敗だった。
2部でやっている選手はやはりフィジカル的にも技術的にもしっかりしていて、違いを見せる事が出来ていた。
もちろん、周りがしっかり連動し、良い形でボールを受ける事が出来る環境であれば楽にストロングポイントで戦えるが、今のチームにそれはなく、かと言ってそれを言い訳に終わるのも意味がない。
チームメイトも毎回同じような言い訳をしていて、どこのポジションの誰が良くないから、誰のせいで失点した、などの愚痴ばかりだ。
まぁ他人は関係ないが、自分はこの環境でもやれる事を見せないといけないし、チームで1番目立っていなければならない。
ドイツでのサッカーと違った難しさであり、まだ経験した事のない難しさだ。
4節を終えてもなお、まだ難しいと感じる。
練習では普通のパスが来るが試合では胸や頭、難しい場所でトラップをしなければならず、またボールを受けても常に数的不利な状況で打開しなければならないのだ。
かなり難しいが、ここを頑張って乗り越えれば必ず成長出来ると確信しているし、苦しいが、これがシーズンを戦っているという事だ。
必ず良い時は来る。
信じて頑張る。