改めて
試合が終わってから2日が過ぎた。
やはり日本にいる時と違って自由に使える時間がたくさんあり、この時間をどう使っていくかで今後の自分がどうなるかが決まっていくと思う。
ただ自分はある程度は流れに身を任せようと思っており、無理に何かしないといけないとは思っていない。
とりあえずブログは定期的に更新しようと思う。
今回は試合終了後からの事を書いていく。
試合終了後、チーム関係者やサポーターなどが同じ場所で飲み食いする時間があった。
この日初めて会った選手やサポーターともある程度コミュニケーションを取る事が出来たし、監督からもこの時にかなり評価されている事が分かった。
ドイツ語が喋れるというチームメイトとペラペラ話し、この後みんなでカフェで飲むけど来るか?と聞かれた。
ほぼ全員が行くという事で、こういう場が大事なのを知っているため行く事にした。
カフェに着くとビールやスパークリングワインを勧められ、1,2杯飲んだ。
正直、試合後に酒を飲んだりしたくないが、意識高くいこうとして、またそれをチームメイトに理解してもらおうと振る舞ってきたが、そうやって今まで頑なに断ってきても良い事は特になかったし、そこで評価される事よりかは飲んでよりよくコミュニケーションを取れる方が良いと経験上判断した。
ドイツにいた時に感じた"冷たさ"はクロアチアでは感じない。
初対面でもガンガン話してくるし、嫌な表情や避けられる感じもない。
こういう文化もあるからだろう。酒の席ではいろいろな事を話した。
基本的には英語で話す選手が多いが、相手も自分も同じくらいのボキャブラリーしかなく、それがまた話しやすく理解しやすい。
ある程度チームメイトが帰っていくところで帰ろうとしたが、これからパーティがあるから来ないかと呼ばれたため、チームメイト3人でパーティに行った。
そこは思ったようなパーティではなく、近くの家の庭で20人ほどでやっていたところに入った。
夜も遅く割と寒かった。
ドイツ語がペラペラなチームメイトとほぼ話しをしていたが、みんなスパークリングワインとジントニック、赤ワインとコーラを割ったバンブスという飲み物を飲んでいて自分も同じのをずっと飲んでいた。
みんなかなり酔っ払っていたが、その方がふざけた話や真面目な話が出来てこれはこれでかなり良かった。どこか親友になれたような感覚もあった。
翌日が何かこの町の誕生祭のようなのが開かれるとの事で、迎えに行くから来い!10〜11時に行くから!と言われたが翌日結局誰も来なかった。
これも海外らしさだろう。
今自分がいるチームには、過去に日本人と同じチームでプレーした選手が多い。
ただ、ドイツ語と英語が喋れる日本人はお前しかいない。こんなにコミュニケーションを取れるとは思わなかった。と言われた。
酒を飲んだり、ノリ良く話したりするのも外国語が喋れるのもかなり大事だというのを改めて感じたし、今まで自分が経験してきた事は間違いではなく自分の力になっている事を嬉しく思えた。
サッカーだけでなく文化や人も知っていく事に意味があると思っているし、今までも経験してきた事も生かせていると思う。
試合中や試合後に感じたチームメイトや監督からの信頼もこれから上げていきつつ、やはり数字にこだわってやっていこうと思う。
明日からまた練習が始まり、来週からは週2のペースで試合が入ってくる。
1年ぶりにヨーロッパで戦えてる事に感謝し、この環境、状況を楽しみながら成長していきたい。