KentaSato’s blog

欧州蹴球日記 in Croatia

初勝利


昨日はリーグ戦第8節ホームでの一戦。

結果は2-1での勝利となった。


自分はベンチスタート、後半開始から出場した。


先週の試合での怪我が思ったよりも酷く、今週は一度しか練習に参加出来なかったし、実際未だに痛い状態である。


怪我の状態を心配してくれてのベンチスタートだったのか、単純に先週のパフォーマンスが悪かったからなのか定かではないが、自分としては怪我の痛みがある状態で90分プレーするのは難しいと思っていたし、正直なところ残り10〜15分で出れれば良いと思っていたところ、すぐに出番が来たのは意外だった。


ここ最近チームは3-5-2のフォーメーションで試合を続けており、この日もその通りだったが自分が後半開始から出場する時には4-3-3に変更された。


チームメイトのほとんどが4-3-3でのプレーを希望していたのもあってか、誰かが監督に言ったのかもしれない。


自分は1トップの位置に入った。


このチームでの初戦の時から監督からは前に張ってるだけでなく、降りてきてボールを受けて前を向いて欲しいと言われている。


今日も同じ指示をもらってピッチに入った。


前半の時点で1-1だったため、少し難しい状況で小さなミスで失点に絡んでしまう可能性が高く、最初は裏に抜けてボールを引き出そうと思っていたが、あまり良い形で貰える事もなく、次第に引いて受けるいつもの形が出来たように思う。


トップ下に入った選手が自分の前に動いてくれたため、自分が引いて受けて前を向いた時にはクサビを入れられるような位置にいてやりやすかった。


そしてサイドには味方がいるので、3-5-2よりもやりやすいと感じた。


何度かボールを受けてドリブルをしたらリズムが出てきたし落ち着いてプレー出来た。

しっかりと自分のプレーが出来れば正直なんでもやれるような感覚だった。


ボールを受け、相手の逆を取りワンツーやスルーパスを狙う形は上手く出来ており、最近ではあまり感じなかった"楽しい"という感情が溢れていた。


欲を言えば最初からこのようにプレーしたかったし、もっと長い時間味わいたかったが、自分のコーナーキックからこぼれ球を味方が押し込み2-1と勝ち越したため、残り時間は守り切る意識が強く難しかったように思う。



今回、前半45分はこのチームに来て初めてベンチで試合を観る事になり、その事でチームメイトや監督の自分への信頼などが無くなってないか不安になったりもする弱い自分がいるのだが、実際プレーし自分がボールに寄ると周りが"健太に出せ"というような指示をしているのを聞けたし、FK、CKは全部任せてくれた。


自分でも良いプレーをしたという実感が少しあり、周りもそう思ってくれたのか試合後は良い評価をしてくれたと思う。


ボールボーイの子供も握手を求めて来たし、やはり評価されるのは嬉しい事である。


ただ、以前ブログにも書いたようにこのレベルでは良いプレーするのは当たり前でプラスアルファ得点とチームに勝利を導かなければならない。


そこをまた意識していかなければ成長しない。




試合後はやはり膝の痛みも増してしまったが、アイシングでどうにか少しは痛みを収めた。


次は水曜日にカップ戦が3部の首位のチームとやる事になっている。


一刻も早く痛みを無くして、この一戦に臨めるよう準備していきたい。


常に自分らしいプレーをし、楽しむ。

これが自分が1番力を発揮出来る条件である。