KentaSato’s blog

欧州蹴球日記 in Croatia

この感じ

先週土曜日、リーグ戦第6節、現在リーグ1位のチームとの対戦は0-3負けで終了した。


自分は3-5-2の2トップの1人として出場し、後半途中からトップ下、残り10分で交代した。



この試合はリーグ首位のチームが相手ということで、やる前から難しくなるであろう事、ただその中でもある程度自分としてはやれるだろうという予測はしていたが、まさにそんな感じの試合になったように思う。


このリーグでも良いチームはCBからしっかり繋いでロングボールやショートパスを上手く使いながらゴールに迫り、またバイタルエリアや仕掛けるべき場所ではドリブルで相手をひきつけたりクロスやパスを上手くチームとしてやれている。


今回の相手もまさにそれで、自分のチームは守備の連動性が無いのと個人の能力の低さで毎回圧倒されるのだが、そのせいで守備での無駄走りが多く、攻撃に対してパワーを上手く使えないという同じパターンになっていた。


自分はというと、前半はDFとMFの間で前を向いてボールを受けて味方に繋ぐというところは上手くいっていたように思う。そういった場面が前半だけで何度か作り出せており、チャンスにはなっていた。


カウンターでGKから投げられたボールを前に運び、サイドの選手に上手く繋げたりと起点になるようなプレーが多かった。


後半はなかなか上手く味方からパスが引き出せず、チャンスになるであろうところへ裏抜けしたが、パスが届かなかったり、FKのチャンスではバーに当たったりとあとひとつ上手くいかない感じだった。


今思えば後半は本当にチャンスが作れていなかったと思うし、トップ下に移ってからはチームがボールを繋げない事に腹を立てて下がり過ぎていたようにも思う。


なかなか歯痒い感じでやり切れず、上手くいかないことでそれがまた自分的にもやりづらくしているのかもしれない。


試合後の食事ではチームメイトからボールを持ち過ぎだと文句を言われ、俺たちはカウンターのチームだと言ってきた。


今シーズン未だ勝利が無いチームでは不満やこういった文句が増えていくのは仕方ない事だと思うし、何をやっても上手くいっていない為、かなり難しい状況になっている。


だが、今後相手が自分達と同じくらいの実力であれば勝つチャンスはもちろん増える訳で、それで勝てれば誰も文句を言わなくなるだろう。


本当であれば、戦術など狙いを持って自分達の形を作って得点を狙いにいきたいが、自分のチームの状況やこういったリーグでやるにはどこか見切りをつけてやらないといけないのかもしれない。


昨日は練習だったが、始まる前に軽くミーティングがあった。そこで監督が自分に、何故俺に文句を言ってきたのだ。そんな事を言うな。とかなり怒った様子で言ってきた。

自分は監督に文句を言った事は無かったし、何故自分が残り10分で交代されたのか疑問に思っただけだと言った。


一旦落ち着いたようだったが、英語の出来る選手に監督と練習後話してくれとお願いし、練習後に話した。


練習中もどこか監督は自分に対して怒っていた様子だったため、ここでもまず最初に自分は監督に対して文句や罵声など何も言っていない事を言い、何故最後の10分で交代したのかを聞いた。


監督は何人かから自分が監督に対して文句を言っていると聞いたらしく、それがかなり気に障ったらしい。

それとクロアチアでは交代した選手はすぐにシャワーを浴びるのが普通だが、このチームではそれは許されない。しっかりと試合を見届けてみんなでロッカーへ帰るのだと。


交代に対しては他の選手にもチャンスをあげたかったからとの事だった。


それと自分にはドリブルに期待しているみたいで、1対1になれば仕掛けてゴールまで行って欲しいと。

守備での貢献もまだまだ出来る、コンディション的にもまだやれると思っているとの事だった。



チームメイト何人からかは文句など言われるが、それは気にする事でもなく、監督からの信頼はかなりあると考えて良さそうだった。


FK、CKもチームメイトから自分の名前を呼ばれて任される事が当たり前になってきているし、チーム状況や難しいからと言って結果を出す事から逃げずにゴールで信頼を恩で返したい。



今週は試合がとりあえず土曜日だけなので、昨日しっかりリカバリーし、今日から筋トレも練習もしっかり取り組んでいけているが、成長というところではどんどんトレーニングの質を上げていきたい。


今週、しっかり得点する為にやれる事は全てやる。


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