不便さ
海外は日本と違って不便なところが多い。
今日改めて感じたのでその事について書く。
まず今までの経験談から
モンテネグロに住んでいた時は、部屋の窓が閉まらない、暖房がついていない、お湯を使える量が決まっているなど、不便と言うか身体的にも厳しい環境を経験した。
ドイツに住んでいた時は、もちろんモンテネグロの時と比べると遥かに住みやすかったが、キッチンはライター等で火をつけなければならない家もあったし、洗濯機がちゃんと動かず、知り合いの家で洗濯させてもらったりもした。
ヨーロッパの日曜日はほとんどの店が閉まっているためスーパーでの買い物は土曜日までに済ましておかなければならず、忘れていた場合は我慢するしかない。
(空いているスーパーも1つくらいはあるが、割高になっている。)
簡単に言えばこの程度だが、初めて目の当たりにすると意外としんどいのだ。
郷に入っては郷に従え
と言うか、従うしかない。
それに慣れてしまえばなんてこともないのだが。
ここオーストリアも例外ではなく、
今住んでいる家はキッチンで火を使う時はライターが必要だし、シャワー室がなく、通路にある公衆電話ボックスの様なシャワーボックスを使う。
そして2週間ほど前から家の洗濯機が使えない。
見た感じは動いているのだが、水を入れて出すだけで回っていないし、脱水もされないので洗濯物が濡らされるだけなのだ。
もうコインランドリーに行くしかない。
そして今日行ったのだが、50ユーロ札しか持っておらず、いざコインランドリーに着き、機械を見ると使えるのは10ユーロ札と20ユーロ札のみ。
だが店内で両替が出来ない。
1度外へ出て近くのカフェへ行き、金を替えてもらうためコーヒーを購入したが、札を持っていないから替えられないと言われ、別の店へ行く事になった。
5件回ってやっと替えれたのだが、ほとんどの店が20ユーロ札と10ユーロ札を持っていなかった。
店でお札を持っていない理由が分からないが、替えれただけ良かったと思う事にした。
コインランドリーに戻り、札を入れるのだが何故か入らない。
Bezahlen 支払い
と出ているのだが、全く入らない。
洗濯をしに来ていた1人のオバさんに聞くとカードを購入し、そのカードで払わなければ使えないとのこと。
20ユーロからしか購入出来ず、仕方なく購入した。
1度洗濯するのに6.15ユーロ。
そのカードは他の店では使えないため、あと2回はここで洗濯するしかなく、かなり不便だ。
洗剤を買う場所もなく、洗濯機にも洗剤を入れる場所がなかったため自動でやってくれるのかと思ったが、やはりそんな事はなく洗剤無しで洗濯した。
洗濯自体は思ったより早く終わったのだが、何とも後味の悪い洗濯で、あと2回こうやって洗濯するのかと思うと嫌な気持ちにしかならない。
まぁそんな事を言ってても仕方ない。
何かポジティブな事でもしようと思う。
怪我した腕はだいぶ良くなったが、痛みはまだあるし不安ではあるが、明日から練習に参加し様子を見ながらやっていこうと思う。
今週末からリーグ戦が始まるのだ。
無理する事はないが、やはりシーズン開幕はいつになっても楽しみだ。
不便な事や小さな失敗なども自分の糧にして成長していく。