KentaSato’s blog

欧州蹴球日記 in Croatia

Vertrag verlängert oder nicht



昨日は練習参加の日という事で、10人ほど別のチームに所属していた選手が来た。


自分のチームは3週間ほど前から練習は再開していたものの、実際に来る選手は毎回10人前後だったのだが、昨日は全員で約30人ほど集まった。



練習はまず全体を3グループに分けてボール回しをしてからウォーミングアップ。

ストレッチなどをこなしてからはリレー形式の走りやドリブルなどをした。


そこからまたコーチ陣がチーム分けをし、3グループで3つのトレーニングをローテーションで行った。


自分は1番レベルの高いグループに入り、自分含め4人が現所属選手、それと4人外から来た選手の8人で行った。


大きめのコートと小さいコートでボール回しのトレーニングをしたのだが、良いテンポでやれた事とそこまで酷い選手がいなかった事で良い練習が出来たと思う。


練習が無い日もトレーニングをしていた選手は多く、鈍っているように見えた選手はいなかったが、みんな練習を終えると疲労を感じていた。


自分も毎日トレーニングをし、U14の練習の後にもそれなりにキツい走りのメニューをこなしていたが、それでも疲労感は今までよりも感じた。



今回来た約10人の練習参加選手の中では1人良いと感じたが、それ以外は微妙であった。

だが、練習と試合は少し違い、練習で下手でも試合になると輝く選手もいる訳で、昨日の1回だけで判断するのは難しいだろう。



自分は選ぶ側でもなければ誰に来てほしいという気持ちもないため、正直どうでも良いのだが、今のこの状況なら今やれる練習の質でしか選手を判断出来ないというのはチームにとって難しいところだと思う。


自分も練習参加しに行くとしたら練習の内容で判断される事になるだろうし、そこでいかに差をつけられるか、自分の良さを見せる事が出来るかが鍵になると感じた。





練習後には短い時間だが現所属選手がコーチ陣の元に集められ、来シーズン残るというサインを書くようにと頼まれていた。


自分は先週すでに頼まれていたのだが、ビザやそれ以外の面での条件が満足で無いため断っており、昨日また自分に頼まれる事はなかった。


だが自分の知る限りではまだ2人しかサインをしていない。

1人は9月から来れなくなるという理由で来シーズンはあまり意味がないと言いながらサインをし、1人は特に移籍の考えが無い選手だった。


それ以外の選手でサインしたいという選手は誰1人としておらず、自粛期間中に監督の家に呼ばれた選手で来シーズン残ると言った選手でさえもサインをしていない状況だ。


移籍期間はまた1ヶ月以上もあり、これからまた動いていく可能性がある事と、オファーを貰っていたりこれから練習参加する選手もいる。


チームとしては苦しいだろうが、選手に対してのケアや条件の悪さがここにきて露呈してしまったのだろう。


あまりこのチームに対してポジティブな意見を持っている選手は少なく、移籍出来るならするという意見の選手が大半だというのが昨日の練習で分かった。






移籍期間はまだ充分にあり、終了ギリギリで決まるケースも少なくないが、なるべく早く動いていかなければ上のリーグにいくほど早く埋まってしまうのが普通だ。


試合が出来ないこの期間で早くも移籍を完了させたチームがあるのかは分からないが、それでも動くなら早いうちが良いのは間違いない。


情報収集も大事だが、以前オファーしてくれたところや他のところにも連絡をいれてみるのも悪くなさそうだ。



しっかりとコンディションを上げていきながらその時を待とうと思う。