Alles gut wenn Ende gut ist
昨日は最後のチーム練習だった。
練習が始まる前からチームメイトに今日が最後だと伝えたし、以前から何人かの選手には今日が最後になると伝えていた。
練習は全体を2つに分け、ボールポゼッションと3対3を行った。
3対3では仲の良いチームメイトとチームを組み、楽しくプレー出来たし全てのゲームで勝利した。
最後はフルコートとはいかなかったが紅白戦をして終了し、終了の合図と同時に何人かの選手とハグをして終えた。
いつも練習の合間には仲の良いチームメイトと会話する事が多く、次第に選手が集まってくるのだがその輪の中心にいれることを改めて嬉しく思ったし、ドイツや他の国でプレーしていた頃には感じれなかった感覚だった。
練習が終わり、チームメイトがシャワーや着替えをしに行くが、自分はコーチや関係者が使う部屋にいた。
関係者と会話していたのもあるし、チームメイトとの挨拶はほぼ終わったと思っていたからだ。
だが数分後にチームメイトが自分を訪ねて来た事で、ロッカールームに行く事にし、そこでまた最後の挨拶と写真を撮った。
特に仲の良かった選手は遅くまで自分といてくれたし、他の選手も本当に自分を思ってくれていたのだと感じた。
ドイツでの最後の日はちゃんとした挨拶は無かったし、何人かがSNSでメッセージをくれたくらいだった。
終わり良ければ全てよし
と言うが、本当にそう感じるくらいチームメイトとの最後の挨拶は良いものだった。
もちろん、シーズンを通して見たり練習のクオリティやチームのオーガナイズなど、満足いかないものは多かったし、コロナの影響が予想以上にキツくこの夏で良いチームへ移籍出来なかった事を考えれば良い時間だったとは言えない。
それでもこうやって自分を評価してくれる人達がいる事、残ってくれとお願いされる事に対しては素直に嬉しく思うし、それがまた自信やモチベーションに変わっていく。
今のチームであったからこそチームメイトとコーチ陣と良いコミュニケーションが取れたと思うし、ドイツ語の上達に良い影響があったと思う。
コーチという新たな引き出しも出来た。
今後もこの経験を活かせるように成長していきたい。
今日はこれからウィーンを満喫しに行くのと、コーチ陣と夕食を共にする。
もちろん筋トレは終わらせて何の罪悪感も無い。
帰国前に最後に楽しみたいと思う。