Geflogen
自分は今日本にいる。
ウィーンから飛行機に乗り、ドバイで乗り換えをして帰国した。
ウィーンでの最後は割と充実した時間を過ごせたと思うし、チームメイトやコーチ陣、それ以外に関わった人達にも挨拶などちゃんと出来た。
後悔ややり残した事などは今考えてもそこまで無く、次に向けて心も体も準備をしようと少しワクワクしているくらいだ。
この気持ちを切らさず、常に成長にフォーカスしていく事がこれからの自分に必要な事であり、その時間こそが自分の成長と次の舞台での結果に繋がるはず。
帰国時にしたPCR検査の結果は陰性との通知が今朝来たが、自分は8月7日まで外出などを控えなければならない。
今回の帰りの飛行機ではやはりコロナの影響で乗客の人数も少なく快適に過ごせた。
ウィーンからドバイでの飛行機は思ったよりも人が乗っていたが、それでも隣同士になることはなく、いつものような変なストレスを感じる事は無かった。
ドバイから日本へはかなり人数が少なく、4席分を1人で使えたため横になって寝る事が出来たし、疲労感はいつもと比べるとあまり無いのかもしれない。
事前に帰国に関して色々調べたが、日本に到着しても飛行機から降りれず、検査などの待ち時間が長く大変だとの情報が多く、また厳しく取り締まっているようなイメージだった。
実際は、確かに到着してからは飛行機で待機する時間が取られたし、飛行機を降りても少しの待ち時間があり、ある程度の人数で移動するよう強制された。
椅子が等間隔で置いてあり、PCRを受ける前の説明や受けた後の結果の通知方法、また空港から帰宅する方法や2週間の過ごし方などを一人一人丁寧に説明を受けた。
検査を行った後は荷物を受け取り出口へ向かえるが、迎えが来ているかどうかの確認をされ、まだ迎えに時間がかかる場合や迎えが来ない場合、ホテルなどを取っていない人達の為に用意された待機場所へ案内される。
ダンボールで作ったベッドで寝ている人は少なくなかったが、それでもまだ多少は余裕があるくらいだと感じた。
迎えが来たら報告し、係の者が同伴して迎えの人がいるところまで行く。
自分としてはしっかりされているなと感じたが、それでも不安に思う人はいると思うし、ウィーンから出発する際のチェックインでも名前やパスポートの記入やテストを受けたかどうか、状態はどうかなどの紙を書く必要があった。
本当に帰国出来るかどうか、またこの20時間の移動でコロナに感染してしまうのではないかという不安は多少なりあったが、無事に帰国し健康でいれている事にホッとしている。
ドバイから日本への機内で渡された紙は到着までに記入する方が良く、ボールペンを持参していた方が良い。降りてからは待ち時間はあるが今回のように予想より早く進む事もあるためスムーズに進める為にも大事だと感じた。
帰国してから感じたのはやはり日本の気候で、湿気が凄い。
あまりこの時期に日本にいる事が無く、久しぶりの日本の夏だがやはりスポーツをする上ではかなりの障害となりそうだ。
こういった環境に早く順応し、またここからしっかりと準備していきたい。